2013/04/23

イタリアツアー⑤

あっという間の5泊のイタリア滞在も終わり、翌朝は水上バスでマルコ・ポーロ空港に向かいました。


空港までは30分くらい。途中ムラーノ島が見えました。


今回の弾丸ツアー、短期間で3回の公演は私にとっては未知の経験でしたが、特別な不安はなく(体調以外‥)、自然体で臨むことができたのは、主催者のオーガナイズがしっかりしていたこと、付き添ってくれた家族がいたこと、また2年の留学経験があったからこそだと思います。
大学以前の私が、イタリアで演奏ツアーだなんて、考えもしなかったもの!
このチャンスを本当に有難く、またこれを糧に、まだまだ精進していく決意を新たにいたしました。

心からの感謝をもって、前進⇒⇒⇒

いえい!☆


イタリアツアー④

2日間セレブ気分を味わったホテルリッツ・テルメに後ろ髪ひかれつつ別れを告げ、
翌朝から再びヴェネツィアに向かいました。

残すはあと1公演!









ヴェネツィアはサン・マルコ広場から徒歩15分ほどのところにあるPalazzo Cavagnisが、その日のコンサート会場でした。
コンサートのスタッフを担当くださったキャシーさんがホールを案内してくださいました。

この日のプログラムは最初の公演と同じ。
だいぶ古いピアノなのかな、キンキンと眩しすぎるような音が、天井高くよく響く部屋で鳴ると、最初は弾きにくい印象でしたが、弾きこんでいくと、ヨーロッパの古い小さな教会のような匂い、のような、味のある音じゃないか!と思えてきて、特にバッハを弾く時はペダルをほとんど使わず、鍵盤の底、ピアノの弦をはじくようなイメージを持つととてもおもしろかったです。



リハーサル中。


このピアノのそばのドアむこうすぐに運河があり、時折水上バスが通る音が聞こえたり、近くの教会の鐘が鳴ったりと、ヴェネツィアの息づかいを感じながらの本番は妙に心地がよく、観客のみなさんと、ただただそこにある音楽に身を預けるような、静かで穏やか空間が新鮮でした。

アンコールで演奏した「てぃんさぐぬ花」にとても興味を持ってくださったご夫妻がいらして、沖縄の歌だということ、Tinsagu nu hanaというタイトルだということ、などなど教えました。(・∀・)ゝ観光大使!笑
インターネットで検索してまた聴いてくださるのだそう。youtube見てくれていたらいいな^^





イタリアツアー③

連続2公演を終えた翌日は、やっとこさ迎えたオフ日。観光日!!

この日はヴェネツィアのカーニバル最終日だったので、アバノ・テルメからバスを乗り継ぎ片道2時間弱かけて、
意気揚々とサン・マルコ広場へ!

おおーーー!カーニバル!!!(・∀・)


 
 

 
 

ボンベ君に似ている‥



私たちも負けじと仮面をつけて徘徊した後は、チケット完売で上演中のラ・ボエームを見ることが出来ずショップだけで我慢したフェニーチェ劇場、隠れ家レストランでイカスミパスタ、ヴェネツィアならではの狭い路地、、などなどヴェネツィアを満喫したのでした。





途中見かけた、運河沿いでの結婚式。すっごく素敵でしばらくうっとりしちゃったー!







イタリアツアー②

さて、翌日はパドヴァのホテルをチェックアウトして、午前中から移動でした。
こちらに来て初めての雪!しかも大雪!
南国から来た女3人、大興奮!
(私はこのころから、体調をだます、という技を徐々に身につけていきました。笑)


パドヴァ中央駅からバスで1時間のところにあるアバノ・テルメという街へ。
郊外ののんびりとしたこの地域はスパなどが有名らしく、ホテルが立ち並んでいました。
私たちは、Hotel Abano Ritz Termeという五つ星ホテルに滞在♪
お部屋もクラシカルなヨーロッパの雰囲気に、女3人、大興奮!

豪華なランチをいただいて少しの休憩の後、立派なシャンデリアのあるミラーホールにて、さっそく姉ナルミとのデュオコンサートに向けてリハーサル開始。


調子にのって撮影会。笑
 
 
 
そろそろリハーサルも終えようと思い時計を見ると開演1時間前をきっていました。
外は相変わらずの大雪。
主催者のモデネーゼさんがなかなか現れず。
 
道が混んでるのだろうと思い、とりあえず部屋で準備をしていると、フロントからの電話。
 
「ムッシュー・モデネーゼから連絡があり、大雪のため、こちらに来ることができないそうです。」
 
 
!?
 
え、どどどうしよう!
と部屋を無駄に動き回って数分後、今度はご本人からの電話。
 
「ごめんね、そういうことだから。時間になったら始めてね。自己紹介して、プログラムの説明なんかも入れたらいいね!グッドラック!」
 
 
えええ!!
申し訳なさそうだけれど、開き直りも早いぞムッシュー・モデネーゼ!!
 
(この時点で開演15分前。)
 
 
とりあえず‥覚えたてのイタリア語での挨拶を練習。
あとはつたない英語で乗り切るのだ!
と、姉とどうにかパニックを抑えながら軽く打ち合わせをして、あとはもうどうにでもなれー!と不思議と清々しい気持ちでホールへ。
 
 
<プログラム>
solo
ラヴェル 水の戯れ plays Hiromi
ショパン ノクターン第20番 遺作 plays Narumi
 
duet
モシュコフスキー スペイン舞曲第3番
ドビュッシー 小組曲
ビゼー 子どもの遊びより 小さな旦那様、小さな奥様
ラヴェル スペイン狂詩曲より 第3、4曲
~アンコール: ビゼー 子どもの遊びより ギャロップ~
 
 
 
 
 
 
 
さすが、普段アウトリーチなどの活動をしている姉のスピーチは、どんな言語だなんて関係ないのですね、、、しっかり観客のみなさんを笑わせたり、惹きつけていていました。感動!!
私もそんな会場の雰囲気にホッとし、楽しく話し演奏できました。
 
終演後も、また聴きたいわーと気さくにみなさん話しかけてくださり、ゆったりとした夜のあたたかいコンサートになりました^^
 
 
終わって時計を見ると22時過ぎ。外はまだ大雪。
コンサートの余韻とムッシュー・モデネーゼに想いを馳せながら、ふかふかベッドで就寝‥☆
 
 
 

 

2013/04/14

イタリアツアー①


今さらですが、、2月8~15日の弾丸イタリアツアー振り返ってみます:))


***

イタリアを訪れた最初の地はパドヴァ。

去年の7月ぶりのパドヴァは懐かしい、というよりももはや、ただいま、という方がぴったり。
なんだろう、沖縄に似たものを感じます。(時間の流れや道の雰囲気かな)

家を出発してからパドヴァに着いたのは、飛行機の遅れなどもあり約35時間後でした。
久しぶりの長時間フライトに本番前の緊張が重なり、着く頃には体調がおかしなことに。。
食べても寝ても薬を飲んでもおさまらず目の前ふらふら、こんなに長時間かけてイタリアにまで来て、コンサートに出れないなんて‥と考えるほどでしたが、同行していた母や姉のサポートもあり、いざ覚悟を決めて午前中のリハーサルを行いました。


イタリア国旗があるとこが会場の入口。


会場となったPalazzo Zacco-Armeniは、プラート・デッラ・ヴァッレという広場の横にあり、窓からは向かい側にサンタントニオ大聖堂が見えました。



リストの曲<小鳥に説教するパドヴァの聖アントニオ>を思い出した、
まさにその聖アントニオに見守られるように(見張られてるように?笑)ピアノが置かれていて、何だか心静かな、神聖な気持ちでのリハーサル。

こんな素敵な場所でリサイタルできるなんて!と次第にテンションも高まったところで、いざ開演!!


<プログラム>
バッハ パルティータ第2番
ヴァイン ピアノソナタ第1番
***
ラヴェル 水の戯れ、ソナチネ
ショパン ノクターンop.9-1
ラフマニノフ 楽興の時 op.16-3,4
~アンコール てぃんさぐぬ花(直江香世子編曲)~


みなさんが本当に素直に音楽に反応してくれている、という息づかいを実感できる距離感がとても嬉しく、刺激的で、心地のいい空間でした。
ショパンを弾き終えた後、すぐ後ろで聴いてくださっていたムッシューが歩み寄って、私の手にビズしてくれた時は本当に嬉しかったな。




ヴェネツィアはちょうど仮面カーニバル真っ只中ということで、
「アンコールで仮面つけない?あら、この仮面ドレスに似合うじゃなーい!いいわね!」
と主催者のマダムと休憩中に盛り上がり、最後はノリノリに登場、の一枚。

仮面をつけて沖縄民謡だなんて、まさにチャンプルーだわーなんて思いながら、みなさんも盛り上がってくれて、最後まであたたかい拍手をくださり、最高の時間でした。



終演後の思いがけないサイン会。。


まるで昔から知ってる近所のおばさんのように私に話しかけてくれたマダム。うう、感動



主催者と。とても親切にしてくださり、心強かったです。


どうにか最初の公演を終えホッとしたところで、美味しいイタリアンで打ち上げー!

‥なんて体力はなく、翌日の本番にも備えて、その日の夜はホテルの隣のマクドナルドでテイクアウト。。苦笑
ポテトをつまみながら、これからはより厳重な体調管理をしようと誓ったのでした。:'(



つづく♪




2013/04/06

le printemps*

もう春ですね。

季節の変わり目はみなさまいかがお過ごしでしょうか。

あらら、イタリアから帰ってきて2ヶ月近く経ってるのに、イタリアツアーレポートが更新されていないのはどういうことでしょう‥!><
不在の間も、このブログにきてくださったみなさま、ありがとうございます。。涙


帰沖直後から、コンサートなどの伴奏や、新年度に向けての準備を始めて少々ぱたぱたとしておりました。
このブログの上にあるlessonタブにもあるように、私はこれまで講師としても、ピアノやソルフェージュのレッスンを行っていますが、5月から新たにその場所が増え、また新しいこれからの出会いにわくわくしています!

私個人の目標もしっかりと見定めて、いつでも新鮮な気持ちで前進していけたらと、ひとまず春の誓いを。


12月のリサイタル動画を一部、youtubeにアップしました!
これからも追加予定しているので、お暇な時にあそびに来てください^^




アンコールで演奏した「てぃんさぐぬ花」、編曲は作曲家の直江香世子さん。今年に入って彼女について調べてみよう、と思い立ち検索してみると、なんと同い年の作曲家さん!それも私の留学時代の友達の同級生で、なんという偶然に大興奮。
彼女は東京藝術大学大学院で学び、作曲、編曲、ピアニストと多方面にわたって東京・北海道を中心に日本各地でご活躍されているそう。

このアレンジでは、コラール風に始まるところや、メロディラインのつくり方、転調などから彼女のセンスの良さと温かさが染みていて、私がこれからも大切に演奏したい1曲です。
楽譜がこちらのサイトにあるのでみなさんもぜひ演奏してみてください♪



ととと、忘れてはいません、イタリアツアーレポートは近々必ずアップするぞ。